留学2年目 - 日本と米国のスタジオの違い
備え付けかスペースだけか
これが、日本とアメリカのリハーサルスペースの違いです。
この写真は備え付けの写真になっていますが
この楽器を置いていない部屋だけを
賃貸アパートのように借りていました。
そこに自前のドラムセットやアンプを持ち込みます。
郊外のリハーサルスタジオは、そういうスペース貸しの方が一般的です。
NYCのように街中のビルの中がスタジオになっているような場所では
備え付けになっているのが一般的です。
当時、備え付けに慣れていた私は、このアイデアになるほどと感心しました。
この環境が、プロ意識をより一層高めるんだなあと。
Venueにおいても、全ての機材を自分で持ち込むため
素人でもツアーアーティストのような感覚になります。
日本でライブをしていた頃は、私の場合は、ペダル、スティック、スネアだけを
もっていっていました。
アメリカでは、ドラムセット、シンバル、シンバルスタンドケース
ツインペダル、スティックを毎回運びます。
そのため、すべてを運ぶ手間を考え、部屋を借りて
部屋に常設し、ライブの時だけ持ち運ぶという流れが一般的です。
正直、面倒くさいですが、苦労が多い分、ツアーアーティスト意識は
高まります。
そのため、遠征するようなこともありました。
そういう意味では起業に近いものがありましたね。