留学1年目 - 知識ではなく経験のみが生きる術
経験=生きた知識
英語に関していうと、受験で得たあの膨大な語彙と読解力は
ある程度、英語がツールになるまでは、その威力を発揮しません。
語彙力や読解力以上に、最初に必要になるのは
英会話と英作文です。
英作文は、Eメールを毎日書けば、すぐに上達します。
英会話は、英作文よりも時間がかかるでしょう。
まずは、耳が慣れることです。
この「耳が慣れる」の本当の意味ですが
同じ文章を話していても、聞こえ方が違うと、また迷子になります。
殆ど満足に話せない人にとって、不思議なことではありますが
- ディズニーアニメの発音
- 他の外国人のブロークンイングリッシュ
- 生粋のネイティブイングリッシュ
この順番が理解しやすさのランキングです。
アメリカ人の生きた速い英語よりも
ブロークンで話している外国人の英語の方が
何を言おうとしているのかが、よくわかります。
英語が話せないまま米国に行った人なら
この感覚絶対に分かると思います。
アメリカ人の英語が分かるようになって初めて
受験時代に習得した様々な単語が使えるようになりますが
自分がZ会の単語帳で学んだ語彙で、使っているのって
恐ろしいほどないです。
殆どが、高校までの教科書に載っていた単語の範囲内で
会話が構成されています。
スラングといわれる熟語や単語も
新しい単語というよりかは
中学までの単語の組み合わせた熟語だったりします。
なので、英語の偏差値が低い人でも留学をしてみて下さい。
留学に必要なのは、英語力ではなく
行動力、好奇心、サバイバル力、タフな精神力
これです。
何一つ学力に関係することは必要はないです。
ただ、大学の語学学校に入れるだけの英語は知らないと入れないかもしれません。
基本的な英語だけは身に着けて留学に臨みましょう。